今日の日経新聞朝刊に、“タウンミーティング 名称変え簡素に 有識者会議初会合 少人数・車座で”の記事がありました。
「やらせ質問」問題が発覚したタウンミーティングの見直しに向けた検討に入った、というものです。名称変更を含めて運営方法を抜本的に改め、少人数の参加者が車座で安倍首相らを囲む形式とする方向、とありました。
私は、「タウンミーティング、やらせ質問」のニュースに、“そのような事もあろう、あって当然”という感想を持ちました。
そもそも、このタウンミーティングは、どのような目的をもって始められたのでしょうか。
直接の質疑応答、対話を通して、国民が何を求めているのかを知ることにあるのではないでしょうか。自党議員を、他党を、あるいはマスコミを通じて知るのではなく、自らの耳と目で聴き、見て、肌で感じることではないでしょうか。
しかし、果たして、国民の意見を集約するような形で、参加者が集まるのでしょうか。
ミーティングに於ける、それぞれのテーマについては、主催者の考え方、あるいは立場は明確です。参加者は、テーマに関心の低い人よりも、感心の高い人の方が多くなるのではないでしょうか。更に、質問あるいは意見陳述など発言するとなると、主催者に反対や疑義を述べる人が多くなるのでは、と思います。
「やらせ」でも、テーマの内容によっては、賛否どちらが多くなるかは、当然予測しており、だからこそ、主催者の側に立つ意見あるいは質問者を用意したのではないでしょうか。
であるならば、すべてが反対の、あるいは否定的な意見や質問であっても良かったのではないか、ミーティングの進行を、編集せず、そのまま公開すれば良かったのではないか。インターネットで内閣府の「タウンミーティング動画配信、ダイジェスト映像」を見ました。「やらせ(さくら?)」無し、ノーカット版なら、雰囲気が伝わります。私たちには、それを理解する程度の能力はあります。
小細工などしなくともよろしい。
ところで最近、こんな新聞報道がありました。インターネットで見ました。その一部、
☆連合が「労組版TM」 政党色薄め、参加しやすく 来月から(12月25日、産経新聞)
☆連合がタウンミーティング・・・来年「格差社会」テーマに(12月26日、読売新聞)
そして、
産経版には、“「やらせなしの『労組版TMで、』・・・安倍政権の実態を浮き彫りにする”
読売版には、“来年夏の参院選を前に、・・・安倍政権との対決姿勢を明確に・・・”
との文面がありました。この言葉の通りなら、すでに結果が見えているようでもありますが、特定のイデオロギーや政党に偏らないTMの運営を期待したいと思います。
政府・自民党の主催であろうと、野党主催であろうと、労働組合の主催であろうと、要は国民の要望、希望、要求が正確に伝わればよいのですから。
※今“「社会調査」のウソ”という本を読んでいます。いろいろな場面で、いろいろな調査の結果がデータ付きで発表されています。でも中には、ゴミも沢山ある、ということを事例を挙げて説明してあります。この本のあとがきに、「私に調査企画を指揮させてくれたら、どんな結果でも出して見せる」という件がありました。同様の言葉を、以前、何かで見たことがあります。事例を読み返しています。
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